北欧メタル （Scandinavian Metal）

【HR/HM】 ジャンルとして認知されているのは日本のみ。1983年、名曲「Seven Doors Hotel」の劇的な旋律と共にEUROPEがデビュー。同年、ALCATRAZZにスウェーデン人ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンが加入し、そのテクニカルかつメロディアスなギター・プレイで注目を集めたことがジャンル誕生のきっかけとなった。スウェーデンを中心としたスカンジナビア圏出身のバンドの多くが、哀愁の強い叙情的なメロディを持っていたことから、そうしたサウンドを北欧メタルと呼ぶようになった。様式美寄りのサウンドと、ハード・ポップ寄りのサウンドに分かれる。北欧出身のバンドでも、哀愁のメロディを強調していないバンドの音楽を北欧メタルと呼ぶことはない。