サイケデリック (Psychederic Music) 【ロック】 フラワー・チルドレンなどと呼ばれた60年代のヒッピーたちが多用したマリファナやLSDなど、ドラッグをやることによって生じる感覚や幻覚を音楽で表現しようとする試み。トリップ状態で演奏する音楽は別に決まりごとがあるわけでもなく、アメリカのジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、イギリスのホークウインド、フランスのゴング、ドイツのアモン・デュールなど、サイケデリックにカテゴライズされるアーティスト相互の音楽スタイルには必ずしも共通性はない。せいぜい輪郭の不明瞭な、つかみどころのない音像である、というくらいであろうか。そういう意味ではアシッド・ハウスをはじめとするレイヴ・ミュージックもサイケデリック・ミュージックであり、実際欧米ではそうした打ち込み音楽も同じカテゴリーの延長線上にあるものと認識されている。要するに、サイケデリックとは音楽のスタイルではなく、その根底に流れる精神性を表す言葉なのである。 |
■このジャンルの代表作 |
グレイトフル・デッド / LIVE |
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ジェファーソン・エアプレイン / シュールリアリスティック・ピロー |
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ホークウインド / 宇宙の祭典 |
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ゴング / YOU |
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