ポジティヴ・パンク (Positive Punk) 【ロック】 82年の後半から、83年の前半にかけて、イギリスで広まったムーヴメント。出自はハードコア・パンクだが、ネオ・サイケの影響もある、独特なパンク・バンド群を指す。キリスト教文化圏のサブ・カルチャーであるゴシックなイメージのグロテスクな部分を誇張した不気味なメイクをし、独特のダークで過激な世界観を表現することで、アンダーグラウンドで熱狂的な支持を得ていた。エイリアン・セックス・フェインドやサザン・デス・カルト(後のカルト)、セックス・ギャング・チルドレンなどが代表格だったが、音楽的なボキャブラリーに乏しかったこともあり、すぐに失速してしまった。日本では「宝島」読者などを中心に、90年代初頭まで根強く支持されていた不思議なジャンル。ゴシック・ロックと同一視されることも多い。略称ポジパン。 |
■このジャンルの代表作 |
ALIEN SEX FIEND / WHO'S BEEN SLEEPING IN MY BRAIN |
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SOUTHERN DEATH CULT / Same |
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