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フィリー・ソウル(Philadelphia Soul)

【黒人音楽】70年代、アメリカ北東部の大都市フィラデルフィアで生まれたソウル・ミュージック。

その大半が「シグマ・サウンド・スタジオ」で録音され、そのハウス・バンドであったMFSBの演奏する華麗なストリングスに彩られた洗練されたサウンドを特徴とし、ギャンブル&ハフの設立したフィラデルフィア・インターナショナル・レコーズを通じてリリースされていた。

70年代全米で最も人気のあったテレビ番組のひとつであった「ソウル・トレイン」のテーマ曲として知られる、スリー・ディグリーズをフィーチュアしたMFSBの「T.S.O.P.(The Sound Of Philadelphia)」はその代表曲。

後の「ディスコ音楽」のルーツであり、「70年代ソウル」という言葉の中心的なイメージを担う音楽である。70年代後半の「ディスコ・ブーム」が過ぎた後は過去の遺物となっていたが、90年代に入り再評価が進んだ。

 

■このジャンルの代表作

オージェイズ / 裏切り者のテーマ

 

テディ・ペンダーグラス / LIFE IS A SONG WORTH SINGING

 

 

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