ニュー・ジャック・スウィング (New Jack Swing) 【黒人音楽】 80年代後半から90年代初頭に一世を風靡した、黒人ダンス・グルーヴ。NYハーレム出身の早熟な天才、テディ・ライリーによって生み出されたビート。それまで黒人音楽シーンの中核だったブラコンとはまったく違う、特徴的なハネるビートを備えたこの音楽は瞬く間に音楽シーンの台風の目となり、熱狂的なダンス・ブームを巻き起こした。当初はプログレッシヴ・R&Bなどと呼ばれていたが、ジャーナリストのバリー・マイケル・クーパーが「ニュー・ジャック・スウィング」と命名した。特徴的であるがゆえに模倣しやすかったこの音楽は粗製濫造を招き、92〜93年ごろには失速。アップテンポなNJSとは対照的な、スローなヒップホップ・ソウルに取って代わられることになる。 |
■このジャンルの代表作 |
ガイ / GUY |
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ボビー・ブラウン / ドント・ビー・クルエル |
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