メロディアス・ハード (Melodious Hard) 【ロック】 その名のごとく、メロディアスなハード・ロック。ほぼハード・ポップと同義に使われるが、よりハード・ロック的なダイナミズムやエッジが強い場合、あるいはアメリカ的なポップさが薄く、欧州的な叙情性や哀愁が強い場合にこちらの呼称が使われるケースが多い。 |
■このジャンルの代表作 |
シャイ / イクセス・オール・エリアズ |
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マイケル・ボルトンやドン・ドッケンといった外部ソングライターによる楽曲を導入しており、その点について言えばハード・ポップ的なアルバムだが、トニー・ミルズの強力なハイ・トーンと、泣きの効いたギター・ワークがハード・ロックとして主張している。1987年作。 |
ファイアーハウス / ファイアーハウス |
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本作収録の「Overnight Sensation」は個人的にメロディアス・ハード史上屈指の名曲。スマッシュ・ヒットとなった「Don't Treat Me Bad」、「All She Wrote」のフックも絶妙。バラード「Love Of A Lifetime」は全米5位を記録、アルバムも200万枚を売り上げた。1990年作。 |
ハーレム・スキャーレム / ムード・スウィングス |
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前作デビュー作のほうが典型的なメロディアス・ハードだが、日本デビュー作となった本作では、よりへヴィさを増し、一筋縄では行かない展開によって独自の華やかなメロディアス・ハード・ロックを完成させている。1993年作。 |
TEN / ザ・ネーム・オブ・ザ・ローズ |
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前作デビュー作は、ゲイリー・ヒューズ(Vo)のソロ・プロジェクト的な作品だったが、「バンド」としてヴィニー・バーンズ(G)のギター・ワークを存分にフィーチュアした本セカンドは、英国らしい湿ったメロディを聴かせるメロディアス・ハードの傑作。1996年作。 |
フェア・ウォーニング / GO! |
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ドイツには他にもJADED HEART、CASANOVA、BONFIREといった良質なメロディアス・ハード・ロック・バンドが存在しているが、日本で人気が出たのはこのバンドだけだった。ポジティヴなムードが唯一無二の輝きを放つ、超高品質のメロディアス・ハード。1997年作。 |
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