メロディック・デス・メタル (Melodic Death Metal) 【HR/HM】 90年代中期に出現した、それまでメロディとは無縁の音楽と思われていたデス・メタルに、リード・ギターあるいはコード進行などによってメロディックな響きを加えた音楽。北欧のアンダーグラウンドにおいては早くからそのような試みが行なわれていたようであるが(と、いうよりは北欧人の感性によってプレイされると、アメリカ人のプレイするデス・メタルと同じにはならなかった、ということなのだろう)、そのスタイルが広く認知されるようになったきっかけは、既にデス・メタル・マニアの間では知られる存在であったカーカスの「HEARTWORK」アルバム。その後、アモルフィスやセンテンスト、ダーク・トランキュリティやイン・フレイムスなどが次々とデビューして注目を集め、北欧を中心に一大シーンを形成した。最終的には、ごく普通の正統派HMサウンドにデス声が乗っているだけ、というスタイルが一般化するほど聴きやすくなり、それまでデス・メタルに抵抗を示していた層まで巻き込む90年代メタル・シーンのトレンドとなった。 |
■このジャンルの代表作 |
イン・フレイムス / ホラクル |
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アット・ザ・ゲイツ / スローター・オブ・ザ・ソウル |
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ソイルワーク / フィガー・ナンバー・ファイブ |
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