インダストリアル・メタル (Industrial Metal) 【HR/HM】 インダストリアル色の強いボディ・ミュージック・ユニットとして高い評価を得ていたミニストリーが、それまでこの手の打ち込み音楽においては「禁じ手」とされていたエレクトリック・ギターを使用することによって生まれた音楽。無機的で殺伐としたインダストリアル・サウンドに、スラッシュ・メタル的なエッジの利いたギター・リフが導入されることで、無慈悲なまでの攻撃性が醸し出された彼らの「ザ・ランド・オブ・レイプ・アンド・ハニー」をメガデスがツアーの開演前BGMに使用したことで、メタル・ファンの間で認知と支持が広がった。同時期に同様のサウンド・アプローチを採ったナイン・インチ・ネイルスがブレイクし、次々とフォロワーが登場、ひとつのジャンルと呼べるほどの潮流となる。それと同時に、ギターを使用してもインダストリアル、という風潮とともに、単に「インダストリアル」と呼ばれるようになっていった。 |
■このジャンルの代表作 |
ミニストリー / 詩篇69 |
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ナイン・インチ・ネイルス / ダウンワード・スパイラル |
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