ヒップホップソウル (Hip-Hop Soul) 【黒人音楽】サンプリングや打ち込みによるヒップホップ的なビートに乗せた黒人歌謡としてのR&Bサウンドのこと。90年代に入って、ヒップホップを子供の頃から耳にしてきた世代がCD購買層の中核を占めるようになり台頭してきた手法で、R&Bとしては起伏に乏しいメロディと曲構成だが、そのことによってバックのループ感が生き、独特の快感を生み出している。そういう音楽であるがゆえに未完成な歌唱との相性がよく、アリーヤやブランディ、TLCといった、10代の少女たちが多かった。このスタイルのサウンドが黒人音楽におけるメインストリームとなった90年代後期以降は、「R&B」という大きな括りの中に統合され、このジャンル名をわざわざ使用する機会は少なくなっていった。 |
■このジャンルの代表作 |
メアリー・J・ブライジ / ホワッツ・ザ・411? |
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TLC / クレイジー・セクシー・クール |
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